<農園主さんが訪日時に会っていた>
こちらのコーヒーは、コスタリカの「タラス」地区のもので、中米出張時に現地買付したコスタリカの第2弾です。
このグラニートスの農園主さんには、実は以前お会いしていました。
2015年秋に日本でされたコーヒーの展示会、SCAJのために訪日していまして、その時にお会いしました。
2017年の中米出張で、マイクロミルのある場所には行ったのですが、残念ながら別の農園に行くことになってしまったので、中は見れませんでした。
マイクロミルの外観だけは撮ってきましたので、それだけ載せておきます。
当時からこれまで何回かカッピングする機会があったのですが、毎年良い印象がありまして、いつか販売したいと思っていましたが、今回現地でカッピングしてやはり良いコーヒーでしたので、今回買い付けしました。
<ベリー系の甘酸っぱさにハニーならではの甘さ>
その現地でカッピングした時のコメントを改めて見てみると、まずお湯を注す前の香りで「ダージリン」と書いています。
そもそもとても香りの良いコーヒーであることがうかがえます。
その後に書いてあるのは、「シルキー」「レモン」「赤リンゴ」「桃」といろんなことが書いてあります。
これはいろいろな要素を感じることができて、とても良い印象を持ったことを示していて、気に入った様子が分かります。
実際に焙煎して淹れてみると、ブルーベリーやラズベリーといったようなベリー系の甘酸っぱさになっています。
カッピング用の焙煎よりも少し深めのハイローストにしていますので、変化があるのかもしれません。
この甘酸っぱさが余韻にまで残って、とてもフルーティに感じられます。
このフルーティさを活かすためのハイローストですが、全体に爽やか、軽やかになって相性も良いです。
日本でお会いした時に、いつか販売しようと思っていたこちらのコーヒーを、現地で買い付けてくるとは想像もしていなかったですが、実現できて嬉しいです。
次に訪問する機会があったら、今度こそ中を見てみようと思います。
【豆についての情報】
生産国:コスタリカ
地域:タラス
品種:ティピカ
精製:レッドハニー