<COEで1位を獲得した農園を見て来た!>
2017年の出張で買い付けたコーヒーのコスタリカ第3弾がこちらのコーヒーです。
「モンテ・コペイ」は摘み取ってきたチェリーをコーヒー豆にする工程(精製)をするマイクロミルの名前。
非常に小さな精製所でしたが、こちらでも複数の農園を持っていて、その中の「ラ・メサ」という農園のものです。
ここは細い山道を登って行った先にあるマイクロミルなので、普段はチェリーを収穫する車の荷台に乗って行きました。
あちらでは、この車のことを「カホン車」と呼ぶのだとか。楽器だけでなく、こんなところでも店名と同じ単語に出会いました。
ちなみに、このラ・メサ農園は2014年のコスタリカCOEで1位を獲得した農園で、ぜひ見ておきたい場所でした。
先に所有する別の農園を見て、その後到着したラ・メサ農園がこちらです!
これ、実は谷底に向かってすごい急斜面の中、コーヒーの樹が植えられています。、
コーヒー農園で撮った写真あるあるなのですが、傾斜のきつさがなかなか伝わらないのが悲しいところです。
スキー場で言ったら、確実に上級者コースの傾斜で、少し降りてみましたがまっすぐ立てません。横向きに降りる感じでした。
ちなみに、「ラ・メサ」というのはスペイン語で「机」という意味ですが、農園主のお母さんが近所の方とお話をしていて、「こんな急斜面でどうやって収穫するの?」と聞かれたのに対して「こんなの机みたいなものよ。」と答えたのが農園名の由来だそうです。
この標高と傾斜が、コーヒーにとって非常に大切な栽培環境になっているのでしょう。
最後にマイクロミルまで行きましたが、素晴らしい景色でした。ご家族と一緒に。
自分たちの持つ農園のポテンシャルを信じてマイクロミル建設に踏み切ったそうです。
ここにも情熱を持ってコーヒー作りに取り組んでいる生産者さんがいらっしゃいました。
<際立つキレの良さ、後味には甘みも>
このロットは、コスタリカでは珍しい尽くしのコーヒーで、まず品種が「ティピカ」というのが珍しいですし、さらに精製方法が「ウォッシュド」というのも珍しいのです。
特にウォッシュドという精製方法はコスタリカでは認められた所でないとできないので、COE1位を獲得した経歴を持つ農園のウォッシュドはぜひ一度販売してみたいと思ったのが買い付けの理由です。
際立つのは全体を通して感じるキレの良さです。
確かに明るい酸はあるのですが、それ自体も棘を感じるものではないですし、全体に非常に滑らかです。
そして、口に含んだ後半から飲み終わった後にかけて、強い甘みを感じます。
現地でカッピングした時のメモを見返すと、何回も「赤リンゴ」と書いていますし、「さとうきび」とも書いています。
カッピング段階でも、とても甘みを感じていたことを物語っていますが、この甘みの出方はウォッシュトというよりも、もはやハニープロセスさえ連想できます。
焙煎はシティローストに限りなく近いハイローストにすることで、この酸と甘みのバランスを実現しています。
非常にポテンシャルの高いコーヒーです。ぜひ、お試しください。
【豆についての情報】
生産国:コスタリカ
地域:タラス
品種:ティピカ
精製:ウォッシュド