Shop
BLOG
グアテマラ ラ・エルモサ農園 パカマラ

グアテマラ ラ・エルモサ農園 パカマラ

<常に風が吹いている風の谷の農園>

当店初の農園直輸入コーヒーのもう1種を、ゲイシャから少し遅れて販売開始です。

第2弾は同じ「グアテマラ ラ・エルモサ農園」のパカマラです。

こちらも農園を訪問した際に気になったコーヒーで、店主の本命はこちらと言っても過言ではありません。

ラ・エルモサ農園の風景

こちらはラ・エルモサ農園の風景です。
コーヒーの木に当たる日光の量を調整するために、「シェードツリー」と呼ばれる木を植えています。

この農園では、シェードツリーは必ずグレビレアという木にするのだと農園主のマックスさんが言っていました。
適度な日陰の量と、土に栄養分を供給してくれる木だからだそうです。

また、この農園は比較的平らな地形なのですが、山頂から吹き降ろしてくる風が常に吹いています。
コーヒーの木が風に当たり過ぎると冷えて育たないので、区画ごとに風除けの植物を植えていました。

シェードツリーは「オハデアグア」

道から区画に入る境目のところに、「オハ・デ・アグア」という植物を区切るように植えています。

この植物をコーヒーの木を植えるのと同じタイミングで植えるのだそうです。
オハ・デ・アグアはコーヒーの木よりも先に育って高くなるので、良い風除けになるのです。
この風を他のところでも利用していました。

風通しを良くするメッシュのハウス

こちらは乾燥工程をするアフリカンベッドを置いてあるハウスの風景ですが、普通のハウスは側面も
ビニールなどで覆われています。
ですが、こちらのハウスはメッシュにしていて風通しをよくしています。
こうすることで、ハウス内の温度を下げ、作業員の作業性を良くしたり、乾燥の温度を低くしています。

生産者はそれぞれの環境でそれぞれの工夫をしています。これはその好例と言えるでしょう。

<品評会入賞クラスのポテンシャル>

多くのパカマラは、丸みがあってマイルドな飲みやすい風味のものが多いと思います。
ですが一部のものはかなり個性的になり、マンゴーや桃などの華やかな風味を出すものがあります。

こちらのパカマラも、その個性的なパカマラに当たります。

今はまだ届きたてなせいか、特に酸が元気です。 パッションフルーツやパパイヤのような質感もあります。
一方で、コクの部分に桃やマンゴーを連想させるパカマラらしい丸み、まったり感を感じられます。

この個性が出るパカマラは、基本的に品評会に入賞した後のオークションか、エル・インヘルト農園
のように、独自のオークションを開催している場合でなければ入荷することは難しいと思います。
今回の直輸入でむしろ本命だと言うのは、そのポテンシャルを持つパカマラをオークション外で
入荷し、皆様にお届けするというチャレンジだったからです。

オークションにかかった後では、このコーヒー豆をこの価格でお届けできなかったと思います。
できるだけ、多くの方に体験して頂きたいと思っています。ぜひ、お試しください。

【豆についての情報】

生産国:グアテマラ
地域:アカテナンゴ
品種:パカマラ
精製:ウォッシュド

ブログ記事一覧に戻る
TOP
ONLINE SHOP オンラインショップ
素朴な疑問集
MENU CLOSE
素朴な疑問集 Cart ONLINE SHOP