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【店主の頭ん中・その7】遂に生豆輸入しちゃいました。

みなさん、こんにちは。
今日も営業時間残り20分になったところからババーッと書きなぐろうという魂胆の店主です。

今日、ようやく待ちに待ったものが届きました。こちらです。

箱ベッコベコ!!

いやいや、そんなことはいいんです。外箱の状態は基本的に気にしないタイプです。
どうせ、捨てちゃうんですからね。問題は中身です。

中身は無事でした!!!

という訳で、今朝SNSではアップしたのですが、これが何なのかを説明しなければいけません。

これは、当店初の農園直輸入コーヒー生豆です。

遂にやってしまいました。農園との直接取引です。
農園は、今年の出張で訪問した「グアテマラ ラ・エルモサ農園」す。

日本で販売されているコーヒーは大部分が海外から輸入されているものです。
基本的には、輸入してくれる商社があって、お店によってはその商社から購入する場合と、その商社から仲買になる会社が仕入れてそこから購入するパターンがあります。
仲買から買うとその分割高になってしまいますが、小分けで必要な分で購入できるというメリットがあります。

話が若干逸れましたが、今回は、その商社を挟まずに自力で、直接農園とグアテマラの輸出業者の人とやり取りをして、当店だけのコーヒーを入荷したということです。
これは単なる入荷じゃありません。完全に輸入です。
あ、ちゃんと正規の手続きは踏んでいますから、大丈夫ですよ。

本当は、別ルートでお任せして入荷する予定だったのですが、折り合いが合わず無理になってしまって。
めちゃくちゃガッカリしたのですが、一晩考えて、翌日には農園主に直接やるというメールを送っていました。

はっきり言っておきます。めっちゃ大変でした。

やることなすこと全てが初めてでいちいち調べないといけませんでしたし、えいや!でやってもそれが上手く行くのかも不安。
そんな道なき所に道を作っていく作業を2ヵ月半に渡って進めた結果、今日ようやく到着してくれました。

何でわざわざこんな事してまで入荷したのか。めちゃくちゃ美味しかったからです。
現地でサンプルをもらってきて、焙煎をしました。
サンプルは2種類。パカマラとゲイシャです。どちらも個人的にはCOE上位間違いなしのポテンシャルでした。
でも、このコーヒーは日本に入ってきていなかったのです。
そんなの、現地訪問した自分しか入れられないし、入れないといけないと思いました。
なので今回は、問答無用でこの2種類とも入荷しました。

量が少なかったので、今回は空輸しました。
なので、2018-2019年のニュークロップです。
ニュークロップは大体夏の終わり~秋頃に日本に到着して流通し始めますが、それは船便だから。
今回は空輸したので、一足先にニュークロップが到着しました。

生豆の様子は大丈夫そうでしたが、明日、テスト焙煎をします。
サンプルを何度か焙煎したので、どんな感じのフレーバーなのかは分かっています。
でも、実際に到着した本ロットと全く一緒ではないので、焙煎するまではドキドキです。

テスト焙煎の状況が良ければ、8月の新豆で販売する予定です。
値段は気になるところですが・・・、正直、入荷量も少ないですし、普段販売している豆よりは高くなると思ってください。
でも、日本では間違いなく、当店でしか買えないコーヒーです。

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