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9月の新豆は中米出張の買い付け豆!

今年のシルバーウィークはあまり連休感がないですが、9月も後半に入って3連休。
昨日は台風が来て大変でしたが、最終日は暑い日となっています。

こんなタイミングで9月の新豆のお知らせです。
到着が遅くなって月初から販売できなかったのもあるのですが、遅くなってしまいました。
すみません。

今月の新豆は、「ニカラグア ラ・ウエリャ農園 ジャバニカ」です。

このコーヒー、今年の2~3月で行ってきた中米出張で買い付けてきたコーヒーの第1弾となります。
日本に到着したものをすぐに入荷したので、まさに届きたてのニュークロップです。

生産者は、当店ではちょくちょく見掛けるニカラグアの有力生産者のミエリッシュ家です。
ラ・ウエリャ農園は最近増やした農園で、新しい区画になります。
こちらの生産者は、現在販売しているコーヒー豆では、「エル・リモンシージョ農園 パカマラナチュラル」がそうですね。
他には昨年末に5周年記念豆その2で販売した「ロス・アルトス農園」もこちらの生産者です。
このロス・アルトスもとても力のある上質なコーヒーで、すぐに完売になったのを覚えています。

さて、今回のコーヒーの品種は「ジャバニカ」です。
この品種は前にも販売していたのですが、当時のものもとにかく香りが印象的で、主にはジャスミンのようで、時折紅茶のようにも感じられる良い香りでした。
今回のコーヒーももちろんこの香りは健在。豆を挽いたところから香ってきます。

ただ、これだけなら普通のジャバニカなのですが、今回このコーヒーを買い付けた大きな理由は、そのクリーンさです。
現地で書いたカッピングフォームを見返すと、「シルキーマウスフィール」と書いてありました。

マウスフィールというのは舌触りということですが、そこにこの「シルキー」というコメントは、僕は実はほとんど使いません。
大体はクリーンとか、マウスフィールについてでは、「スムース」と書くことが多いのですが、それよりも一層際立っている時に限って「シルキー」を使うようにしています。

このことから考えても、現地でカッピングした時にかなりキレイな舌触りだったことが分かります。

この舌触りは、当店で焙煎したあともしっかり出ています。
口に含んだ時にスルッと舌の上を滑るように引っ掛かりなく飲めるのもそうですが、飲んだ後もスッとキレイに消えます。
また、コーヒー自体が冷めていっても全く味が濁ってきません。
それどころか香りが一層立ってきて、冷めてからの方がコーヒーの全力が出ているのではないかと思うほどです。

風味のクリーンさや香りの良さ、バランスも含めて、もしCOEに出品されていたらトップ10には入ってくるだろうと思われる上質なコーヒーです。

セットで合わせたのは新入荷のルワンダ!

ネットショップの「今月のオススメセット」で一緒に入れたのは、「ルワンダ キャヒンダ ブルボン」です。
普段、定番豆で販売している「ドメーヌ・アバトゥンジ」が完売となりましたので、銘柄変更となります。

ルワンダはどの農園やウォッシング・ステーションでも大体ブルボンなのですが、ちゃんとそれぞれに違いがあるのが面白いところですね。
産地全体としては、明るい酸はありますが強くはなく、コクもあってバランスが良いコーヒーが多い印象です。

このキャヒンダも例に漏れずそういう印象のコーヒーなのですが、クリーンさがちょっと際立っています。
浅煎りにするとすごく軽やかなコーヒーになりそうで、当店ではちょっと深めのシティローストにしていますが、それでちょうど良いくらいです。

それでも風味は飽くまでクリーン。
酸味も苦味もほどほどという感じですが、バランスが非常に整っていて穏やかなコーヒーですが、スッと一本濁りの無いキレがあるのが印象的です。

という感じで、そんなクリーン対決のようになった今月のオススメセットはネットショップで販売中です!

今月のオススメセットはこちらどうぞ!

今月の新豆のニカラグアは入荷が遅くなったので販売開始も遅れてしまったのですが、来月の新豆も同じような状況になっていまして、恐らく10月に入って第2週くらいからの販売開始となりそうです。
結果的にこの豆も1ヶ月くらいオススメセットでの販売となりそうです。
実店舗店頭では、10月の新豆が入荷するまで新豆として毎日並べます(売り切れ時は除く)ので、ぜひ、お試しください!

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