みなさん、こんにちは。カフェカホン店主の平村です。
世間はGW真っ最中という日程なのですが、いかがお過ごしでしょうか。
今年は飛び石でお休みの方が多いのかなと感じていますが、当店は連休中はずっと営業しています。さっそくお知らせに行ってみましょう!
GW中の営業について
今回は、先にGW中の営業についてをお知らせします。
今年のGWはかなり変則営業になります。
月曜始まりのカレンダーで紛らわしいかもしれませんが、ご了承ください。
GW中は4月29日(火)~5月6日(火)まで通常営業となります。
そして明けた7日(水)8日(木)をお休みさせていただいて、その後は通常営業に戻ります。
普段、月火以外の曜日は営業していることが多いので、水木にお休みが来るのはかなりの変則になりますが、ご注意ください。
5月の店休日について
そして、GW以降の今月の店休日についてです。
【店休日】
・19日(月) 臨時休業
・毎週火曜日 定休日
【短縮営業】
・毎週月曜日(19日以外)
19日(月)も臨時休業が入りますので、ご注意ください。
月曜日の短縮営業の内容は下記のようになります。
・実店舗営業時間は12~18時となります。
・ネットショップの出荷は原則行いません。当日余裕があれば出荷しますが、日曜日15時以降のご注文は、翌週水曜日出荷の予定となります。
大粒品種で良い豆を見つけました。
そして、今月も新豆をご用意していますので、紹介します!
グアテマラ ペニャ・ブランカ農園
パカマラ、マラゴジッペ(ウォッシュド)
今月の新豆枠としてのグアテマラは昨年のサンタ・フェリーサ農園以来かなと思いますが、新しい農園のリリースは結構久しぶりかなと思います。
ペニャ・ブランカ農園は首都であるグアテマラシティの北東方向にある、サン・アグスティンという場所にあります。
実は初めてこの紹介を見た時に「ん?」と思ったのですが、正直なところ、この「グアテマラシティの北東方面」でも農園があるということを聞いたことがありませんでした。
グアテマラはどちらかと言うとグアテマラシティよりも西側に有力なエリアが多いのですが、なんでも、最近は実力のある農園が増えているエリアなのだそうで、なるほどグアテマラも少しずつ変化はしているのね。という感じでした。
今回は、こういった地域的な珍しさというよりは、サンプルを試した段階で素敵な大粒品種の風味が出ていたので、これは買うべきと入荷したのです。
大粒品種は代表的な品種は、パカマラ。
その親品種となるマラゴジッペは単品ロットになっていることは少し珍しいですが、一応あります。それと現在販売中のマラカツーラ辺りでしょうか。
共通して言える風味は、丸みを感じるマイルドさで、昔は「玉ねぎフレーバー」が出て、これを良いとするか悪いとするか議論になったこともありました。
今思えば、焙煎での火入れが少し弱かったのかなと思いますが。
このマイルドさが基本的な特徴なのですが、たまに桃やマンゴーのような甘みを出すコーヒーがあります。
代表する農園で言えば、同じグアテマラのエル・インヘルト農園でしょうか。
以前扱った農園で言えば、エルサルバドルのサンタ・ロサ農園もよく出ていましたが、こういったカップ・オブ・エクセレンスの優勝経験があるような一部の農園において、この特徴的な風味が出ます。
今回のペニャ・ブランカ農園は、先月のベトナムに続いてUCCさんの品質コンテストで選ばれた豆なのですが、この上質な大粒品種の特徴がサンプル段階で見られたのです。それが入荷の決め手となりました。
焙煎度合は、シティローストですが、気持ち浅めを意識しています。
テスト焙煎もしましたが、しっかり火入れした方が個性が発揮される傾向のある大粒品種の中で、珍しく少し浅めの方が、桃やマンゴーの果実感が出て、しっかり楽しめると思います。
余韻もこの果実感にカラメル感が伴って長く続いて心地よいです。
この特徴が出る大粒品種は価格的に高くなりがちなのですが、現在のスペシャルティコーヒーの価格帯としてはそこまで高くないので、値ごろ感あると思います。
連休が終わると暑さを感じられる季節になってきますから、果実感のあるコーヒーを選びたくなってきます。まずはこの桃、マンゴーから始めてみませんか?
コーヒーラインナップ状況
最後にコーヒーラインナップ状況をお知らせします。
今回は在庫僅少豆だけです。
【在庫僅少豆】
・エチオピア イルガチェフェ チェルチェレ 在来種(ウォッシュド)
現在のエチオピアを守っているイルガチェフェが在庫が少なくなっています。
今エチオピアのコーヒーは個人的には中途半端なタイミングになっていまして、同じ銘柄は入荷できる予定がないので何か探すのですが、良い豆があるかな?という感じです。
エチオピアがないラインナップは難しくなってしまうので、何か探したいですね。
・コスタリカ ラ・カンデリージャ農園 ゲイシャ(トラディショナルウォッシュド)
こちらはまだ多少大丈夫なのですが、一応載せておきます。
最近恒例になっている、カンデリージャのゲイシャですね。先月のお知らせで同時に販売していた「スペシャル」バージョンの完売をお知らせしましたが、ウォッシュドも少なくなってきています。
定期便のラインナップにも入っているので、こちらが完売した後は、何か特別なコーヒーをまた入荷したいなと思っていますが、端境期に入っていくので、こちらもどうかな?というところです。
という訳で、今月のお知らせでした。
昔よりもニュークロップが入ってくるタイミングがバラバラになってしまって、予測が難しいのですが、ここからは端境期なのは間違いないので、夏にかけてラインナップは細くなっていきます。
今あるコーヒーは今のうちですし、コーヒーを楽しむには良い季節ですので、存分に楽しみましょう!