みなさん、こんにちは。カフェカホン店主の平村です。
急に暑くなったり寒くなったりと不安定な天候のまま、梅雨目前というところまで来ましたね。
今年は春先くらいから体調を崩しやすい状況が続いていますので、くれぐれもお気を付けください。
6月の営業について
今月も、店休日のお知らせから始めます。
【店休日】
・10日(月)、17日(月)臨時休業
・毎週火曜日 定休日
【短縮営業】
・毎週月曜日(10、17日は除く)
今月も5月に引き続き、月曜のお休みを2日いただくことにしました。
毎年5月中旬辺りから疲れがたまってコンディションが悪くなることが多いのですが、今年はちょっと長引いていますので、リフレッシュと免許更新のために1日多めにいただきます。
営業する月曜日の短縮営業になりまして、下記のようになります。
・実店舗営業時間は12~18時となります。
・ネットショップの出荷は原則行いません。当日余裕があれば出荷しますが、日曜日15時以降のご注文は、翌週水曜日出荷の予定となります。
よろしくお願いいたします。
半期に一度の感謝キャンペーン!
何の前触れもありませんでしたが、今年も6月は「半期に一度のご愛顧感謝キャンペーン」を開催することにしました!
内容については、実店舗とネットショップで異なります。
【実店舗】
実店舗をご利用のお客様に「半期に一度!感謝チケット」をお渡しします。
次回ご利用時に「コーヒー豆20%増量」または「コーヒー1杯50円引き」のどちらかをご利用いただけます。
配布期間はご用意しているチケットの配布が終了するまで。
チケットのご利用期限は、翌月末の7月31日までとなります。
【ネットショップ】
ネットショップでは、6月1日~30日にご注文いただいたコーヒー豆を20%増量でお届けします!
ご注文いただいたコーヒー豆の種類が複数の場合でも、全て増量対象となります。
当店はポイントもないですし、普段はなかなかお返しできませんが、日頃のご愛顧に感謝しまして、半年に一度くらいはとキャンペーンをすることにしました。
初めてのご利用の方にも、もちろん適用されますので、このチャンスにぜひ一度ご利用ください!
今月の新豆はブラジルの初農園!
さて、各種お知らせが済んだところで今月も新豆をご紹介します!
ブラジル セーハ・ダス・トレス・バハス農園
イエローブルボン(パルプドナチュラル)
長い!農園名も長いけど、品種も精製方法も名前が長い!
でも、とてもブラジル豆とは思えないほどクリーンなコーヒーです。
ブラジルのコーヒーは、4年ほど前でしょうか、開業以来9年ぶりとかで扱いを再開してから、1種類ずつですが渡り歩こうと思っていまして、前の「バージングランデ農園」の在庫が一旦切れそうでしたので、新しい農園へ移りました。
今の自分のブラジル豆への興味は、焦げ苦くなるギリギリまで焙煎した時に出てくるカラメルやチョコレートといったような風味とナッツやアーモンドを思わせる風味がどこまで出せるか。
または、深煎りの甘みとのバランスでどこまで満足度を上げられるか。
というようなことになっています。
先のバージングランデ農園がアーモンドとカラメル感を狙ったコーヒーでしたので、今回は素直にチョコレート感を狙ってみたいと思いました。
今回のセーハ・ダス・トレス・バハス農園は、このブラジルシリーズの最初に扱った「カクェンジ農園」と同じ生産者ファミリーが管理しているとのことで、このカクェンジ農園のコーヒーがブラジルにしては随分クリーンなコーヒーだったことを覚えていたので、今の自分の興味とも合いそうだし、せっかくなので同じファミリーで扱ったことのない方にしてみました。
届いてテスト焙煎してみると、カクェンジ農園以上にクリーンでキレのある酸を持つコーヒーだということが分かりました。
ここまでクリーンだと、何も言われないで出された時に中米のコーヒーかと勘違いすると思います。少なくともブラジルとは答えられないでしょう。
そんなコーヒーをコンセプト通り、苦すぎるギリギリ手前まで焙煎してみると、キレのあるチョコレート感を出すことができました。ミルク分の少ないハイカカオのチョコレートを連想する方もいらっしゃると思います。
という訳で、今回の焙煎度合はフルシティローストなのですが、フレンチロースト寸前くらいだと思います。
これでもちょっと(5~10秒くらい)早く窯出ししてしまうと、持ち前の酸が顔をのぞかせてきます。
それはそれでリンゴのような酸でとても上質なので全く悪くなく、今回の焙煎コンセプトがなかったら、普通にシティローストにしている可能性も十分あるコーヒーだなあと思います。
コーヒーの淹れたてから冷めるまでの味の変化も楽しめます。
深煎りだけどスッキリ飲める。後味がビターチョコレート。そんなコーヒーです。
コーヒーラインナップ状況
最後に、コーヒーラインナップの変化についてお知らせします。
今回は、僅少豆が軒並み完売となりました。
【完売豆】
・コスタリカ ラ・カンデリージャ農園 ゲイシャ(ブラックハニー)
今年に入ってから店頭には出さずに、注文が入ったら焙煎するというスタイルで粘ってきましたが、いよいよ完売となりました。
これで22-23シーズンのカンデリージャの特注豆は終了しました。
今シーズンも買付していますので、ニュークロップにご期待ください!
・エルサルバドル サンタ・ロサ農園 パカマラ(ウォッシュド)
こちらも細々と完売まで引っ張ってきましたが、いよいよ完売となりました。
実際に訪問した農園ですし、とても上質で力強いコーヒーを作ってくれる生産者ですので、また購入できるチャンスがあれば入荷したいです。
・パナマ ママカタ農園 カツーラ、カツアイ(ウォッシュド)
この豆も長きにわたって扱ってきましたが、ここで一旦完売終了となります。
この豆がなくなってしまうと、パナマの豆がゼロになってしまうのが心残りですが、パナマの豆はかなりゲイシャに偏ってしまっていて、平常時に扱いたいと思う豆があまりありません。
また、ゲイシャでなくてもパナマの良さを感じられる豆を入荷するチャンスがあれば、狙いたいと思います。
【在庫僅少豆】
・ブラジル バージングランデ農園 ムンドノーボ(ナチュラル)
先月に引き続き在庫僅少豆として登場です。気に入っている豆ではあるので、継続したいとは思っていますが、現在ニュークロップが予定から大幅に遅れて日本に向かってきているところのようで、その出来を見て再入荷を考えます。
今回は以上となります。キャンペーンのお知らせもあったので、いつもより更に長くなってしまいました。
気温が上がってきて、コーヒーとしてはハイシーズンが終わるという感じですが、どの季節でも日常に潤いを与えてくれるものと信じています。
いろいろと落ち着かない日々ですが、良いコーヒーとともに良い時間をお過ごしください。