みなさん、こんにちは。カフェカホンの平村です。
当店の１月は小さなトラブルが頻発しまして、１つ１つに対応していたら終わっていきました。２月はスムーズに過ごせることを願いつつ、この記事を書き始めています。
みなさんは今年最初の１ヵ月はいかがでしたでしょうか？
２月の店休日について
２月の店休日は、下記のようになっております。
毎週月・火曜日
今月は月曜祝日もありませんので、毎週月・火曜日のお休みとなります。
昨年のGW後から月・火曜日休みにさせて頂いていますが、今の体制の間はこのままになると思いますので、しばらく続くという予測です。
気持ちの上では、また月曜を営業に戻したいと思いますが、これは完全に人手の問題ですので、すぐには解決しないと思います。
ご不便お掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。
店休日は実店舗の営業及び各種出荷作業はお休みとなります。
ネットショップでは、毎日２４時間ご注文いただけますが、発送は最短で休み明けの出荷となります。
なお、最近は水曜日の焙煎予定がいっぱいになってしまうことが度々ありますので、木曜日の発送になることもあります。ご了承いただければ幸いです。
今月の新豆はカンデリージャのラスト！
さて、２０２３年２月の新豆はこちらになります。
コスタリカ ラ・カンデリージャ農園 カツアイ(ナチュラル)
今シーズンは４つの品種を４つの精製方法で農園に直接お願いした「カンデリージャ・シリーズ」が農園買付豆となっていますが、今回がいよいよラストです。
ティピカ（ハニー）、ゲイシャ（ウォッシュド）、ビジャロボス（アナエロビコ）と来て、残されたナチュラル精製をカツアイで作ってもらいました。
正直に言うと、ティピカやカツアイのナチュラル精製はあまり好みではありません。ちょっとツンとした風味になることが経験上多くて、ナチュラル精製には完熟感を求めてしまうところがあるので、相反する感じになるからです。
ただ、せっかくカンデリージャ農園にお願いしますし、前回買い付けた時はカツーラ、カツアイの混合ロットでとても濃厚だったので、今回はカツアイのみでお願いしました。
届いたコーヒー豆は、生豆の段階でものすごいフルーティな香りがします。
この時点でもう最高なのですが、かなり色合いも強そうで果実感を期待させます。
いざ焙煎してみると、そこはやはりカツアイのナチュラル。予想していた「ツン」が結構強めに出てきます。
ただ、風味全体としてはとてもフレッシュな爽やかさがあって、若いワインを思わせるような感じです。
そこに「ツン」が加わってくるのですが、ブドウの皮のような渋みにも似た感じがあって、全体でワイン感があります。
これまでのナチュラルのコーヒーは、ワインを感じる時は赤または白みたいな感覚が多かったですが、若いワインという発想はあまり持たなかった気がします。
焙煎度合は、シティローストです。
これ以上浅い焙煎度合だと、ちょっと渋みと酸が若々しすぎて飲みにくいような気がしますね。
この豆は今後ももう少し仲良くなっていかないと、今の若いワインの印象は、このコーヒーの風味の最終着地ではないようにも思います。
印象が大きくズレていくことはないと思いますが、細かい部分で焙煎も調整したりして、時間の経過とともに追熟感が出たらいいなあと思っています。
コーヒーラインナップ状況
あまり大きな動きはないですが、少しだけ現状をお伝えします。
この１ヵ月で完売した豆はなかったので、在庫僅少豆のみお伝えします。
【在庫僅少豆】
・エチオピア イルガチェフェ コンガ 在来種（ウォッシュド）
エチオピアはここ数年、ウォッシュド１種を販売していますが、「コンガ」と「コチェレ」を仕入れ状況の関係で入れ替えながら販売しています。
この銘柄交代の時期を迎えていまして、コンガはもう少しでお休みに入ります。
その後はコチェレに切り替わります。
・ブラジル バージングランデ農園 ムンドノーボ（ナチュラル）
ブラジルも昨シーズンからすごく久しぶりに販売を再開して２銘柄になっていますが、一旦今のバージングランデ農園の豆は、やや少なくなってきました。
ただ、次のクロップが今月下旬に入るようなので、そこに繋ぐか、別のブラジルにするかという感じになると思います。今後検討します。
・インドネシア スマトラタイガー マンデリン（スマトラ式）
これもどうしようかなあというところなのですが、早ければ２月中に今確保しているスマトラタイガーは終了します。場合によっては、マンデリンを他の銘柄に変えるかもしれません。こちらももう少し検討します。
今回はこれで以上となります。
まだまだ寒さも本番。雪国にお住まいの方は、かなり積雪がある地域もありますし、危険な時期が続くかと思います。
大変なこともいろいろありますが、コーヒーで一息着きながらお過ごしください。
