みなさん、こんにちは。カフェカホンの平村です。
3月の後半辺りからこのオフィシャルサイトとネットショップの同時リニューアルの作業が佳境に入りまして、4月いっぱいそちらで時間を取られてしまいました。
その間、ポッドキャストの更新も止まってしまいましたが、そろそろ余裕ができ始めましたので、再開していきたいです。
ブログ自体もこういったお知らせ以外にも、ちょいネタをサラッと書くこともしていきたいですね。アップした際は、お気軽に読んでみてください。
5月の店休日について
5月の店休日は以下のようになります。
2日(月)代休
9日以降、毎週月曜日 臨時休業
毎週火曜日 定休日
まずGW中ですが、3日(火)が祝日のため営業します。
なので、前日の2日(月)を代休としてお休み。それ以降は営業という形になります。
連休を終えますと、5月は試験的にお休みを増やしてみようと思いまして、毎週月曜日もお休みという形にします。
年初から考えていたお店の諸々リニューアルがひと段落着きますし、ちょっとリフレッシュしたい時期になりますので、回復に努めたいと思います。
6月以降の営業は5月のスケジュールをやってみて考えます。
よろしくお願いいたします。
5月の新豆は、グアテマラの高標高豆!
5月の新豆情報をササっと。5月の「今月の新豆」は、こちら。
グアテマラ ラ・クプラ農園レイトハーベスト ブルボン(ウォッシュド)
当店のレギュラー豆で「グアテマラ ラ・クプラ農園」がありますが、これは同じ農園の標高違いというコーヒーになります。
この農園があるアンティグアという地区でよく見掛ける標高は大体1400~1600mくらいでしょうか。
このレイトハーベストの標高は2000~2100mという、現在コーヒー豆の生産地として見掛ける最も高い標高と同じくらいになります。
というか、アンティグアでそんな場所が、しかもちゃんとコーヒーを植えていたのだなあと感心しました。
品種も精製方法も同じなので、純粋に標高違いの飲み比べができますし、興味があったので、5月の新豆として入荷しました。
焙煎して飲んでみると、なるほどなあと感じられる部分がありました。
基本的な風味は、やはりラ・クプラ農園です。アンティグアらしい華やかさというか、香ばしさのような風味があります。
ただ、このコーヒーの中ではそれは背景になっていて、ブドウやプルーンのような熟度のある果実感を同時に感じることができます。
全体的にもレギュラーのロットよりもクリーンさが増しているようにも思います。
この熟度のある果実感やクリーンさは、標高の違いが出ていますね。
グアテマラの中でもメキシコに近いウエウエテナンゴという地区や、コスタリカのタラスという地区は同じくらい高い標高の場所がありますが、同じ傾向を感じます。特に2000mを超えるとこの熟度が出てくるように思います。
平均気温が全体に低温なため、コーヒーの果実が熟すのに時間がかかります。
コーヒーの実に蓄えられる栄養分に違いが出ること、厳しい環境なので豆自体も固くなる傾向があります。
ちなみに、レギュラーのロットよりも標高が高い場所は収穫の時期が遅くなります。遅い収穫期になるので「レイトハーベスト」という名前で別のロットにしているのですね。
コーヒー豆としてのポテンシャルは独特で高くなりますが、焙煎側も経験が問われます。収穫する農園サイドも、別スケジュールでピッカーさんなどを雇わないといけないので、なかなか面倒だと思います。
焙煎度合は、シティローストにしました。
「深め」と付けるとこまではいきませんが、ちょっと深めを意識して焙煎しています。
豆が固くて熱がなかなか入っていかない感覚がありますが、そこをしっかりがんばって、この農園らしさと標高の違いを一緒に表現できたらと思っています。
基本的には多くの方に好まれる風味だろうなあと思いますよ。ぜひ、お試しください。
コーヒーラインナップ状況
最後にラインナップの変化をお知らせしておきます。
【完売豆】
ニカラグア エンバハーダ農園 カツアイ(パルプドナチュラル)
3月の新豆枠で販売を始めたコーヒーでしたが、興味を持ってもらえる方がとても多く、あっさりと完売してしまいました。
自分にとっても扱ってみたかったコーヒーでしたので、とても嬉しかったです。
【在庫僅少豆】
ニカラグア モンテ・クリスト農園 ジャバニカ(ハニー)
まだ少しあるのですが、減ってきてはいるので挙げておきました。
農園自体の特徴として、とても柔らかい印象のあるコーヒーですが、ジャバニカらしいジャスミンを思わせる香りがあってとても上品なコーヒーです。
今年も届けば入荷するかもしれませんが、未定ですのでお早めにどうぞ。
今回は、こんなところでしょうか。
せっかくオフィシャルサイトもキレイになりましたし、知って頂きたい情報はたくさんあるので、しっかり発信していきたいですね。
何とか余裕を作って、皆様がご自宅で淹れるコーヒーがより良いものになるようにお手伝いしていきます。