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1月の営業について

みなさん、明けましておめでとうございます!2022年もよろしくお願いいたします。
今回の年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。
当店は明日5日から営業開始となりますので、よろしくお願いします。

1月の休業日について

1月の休業日は下記のようになります。

1~4日 正月休み
17日(月) 臨時休業
31日(月) 臨時休業
毎週火曜日 定休日

年始の営業開始は5日(水)からとなります。
臨時休業も2日ありますので、ご注意ください。今後もほぼ隔週で月曜日がお休みになっていく予定です。

休業日でもネットショップからのご注文は可能です。
休業日のご注文は、原則として翌営業日に発送となります。

セミナーを開催しているラボも、各営業日11~18時からで受付しています。
今年もセミナー内容を改良しながら、これからご自宅でコーヒーを淹れたいという方や焙煎をしてみたいという方のお手伝いをしていきます。
ご自宅で淹れる日常コーヒーを、一層楽しんでいきましょう!

今月の新豆はハイポテンシャルパカマラ

新年最初の「今月の新豆」はいつもどうしようか考えてしまうものなのですが、今年はスパッと決まりました。

2022年1月の「今月の新豆」は「エルサルバドル サンタ・ロサ農園 パカマラ(ウォッシュド)」です。

この農園はもうすぐ2年前になってしまいますが、コロナ禍になる直前の2020年の中米出張で訪問した農園です。
この時既にCOEの優勝経験のある農園だったので、訪問したのですが買付できず、他の生産者のコーヒーにも興味があったので見送ったものでした。

今シーズンはエルサルバドルはどうしようかな?と思っていたところに、ポロっと入荷できる状態で見つけてしまったので、急いで確保しました。

2年半前くらいに、この農園の農園主であるラウルさんがプロモーションで来日していて、その時にこのパカマラをカッピングしたのですが、それはそれは強烈な個性があって驚きました。
この時のパカマラはハニーだったかな?と思いますが、間違いなくポテンシャルの高いパカマラだと思ったのと、その翌年に農園を見れたことはとても嬉しかったです。

そして今回。そのパカマラのウォッシュドを入荷できたことは本当に幸運ですし、当店で販売できるのが嬉しいです。

パカマラという品種はエルサルバドルで開発された品種で、パカスとマラゴジッペを掛け合わせて作られたものです。
大粒品種であるマラゴジッペのサイズを引き継いでいて、見た目が大きくて目を引きます。
風味としては、丸みのあるマイルドな印象を受けるコーヒーが多く、時として「玉ねぎフレーバー」とかつて呼ばれていた特徴を感じることがあったり、トロっとした質感と甘みから桃のような印象があったりする品種です。

ただ、本当にごく一部のパカマラは全く別次元の派手なフレーバーを持つものがあります。
急にマンゴーやパパイヤ、パイナップルのようなトロピカルフルーツのような酸や質感が前面に出てきて、トロっとした質感も伴って、やはり桃を連想するコーヒーが出てきます。
主なところだと、グアテマラのCOEの常連、エル・インヘルト農園やパナマの一部の農園で出会ったことがありますが、他の農園ではこの派手さはたまに出るか、全体に弱くなったりします。
このフレーバーが強く出ているパカマラは、品評会で上位に入賞しています。

このサンタ・ロサ農園のパカマラは、まさにこれに当たります。
というか、既にCOE優勝しているので、やっぱりそうなんだなと再確認させてもらいました。

今回、ウォッシュドを入荷できたことは個人的にはとても良い情報になっていて、この豆の素直なポテンシャルを体験できるのでとても貴重です。
風味はもう、全力でトロピカルフルーツです。
豆を挽いたところから良い香りがしますし、淹れたコーヒーを飲むとまさに桃やマンゴーを連想させてくれて、ハイポテンシャルなパカマラのお手本のような風味です。

当店の他のコーヒーを比べると少しだけ高めですが、お値段以上の満足度。さすがとしか言えないですね。

実店舗店頭では、5日から販売開始予定で、ネットショップでは単品の販売ページができ次第、公開します。
「今月のおすすめセット」には入れてありますし、どうしても単品でご購入されたい場合は、メールなどでお問い合わせください。

コーヒーラインナップ状況

最後に、現在のラインナップ状況をお知らせしておきます。

【完売豆】

・コスタリカ ラ・リア ピエ・サン農園 サン・ロケ(レッドハニー)

2020年の中米出張時に現地買付した豆もいよいよ少なくなってきましたね。
ラ・リアのコーヒーはこれで一旦終了ですが、今シーズンも1ロットだけ入荷予定です。
ちょっと先になりますが、このコーヒーも美味しいのでご期待ください!

・ケニア ルアライ SL28、SL34

ケニアもルアライから切り替わりました。現在は「カリンドゥンドゥ」という銘柄のコーヒーを販売中です。

12月入荷のコーヒーを一挙紹介!

今回は在庫僅少豆はありませんが、先月に一気にいろいろなコーヒーが入ってきましたので、ザザッと紹介します!
ここでは簡単に一言ずつ紹介しておきますので、詳しくは各バナーから商品ページにジャンプしてみてください。

【グアテマラ サンタ・フェリーサ農園 ゲイシャ(ナチュラル・天然酵母)】
10周年記念特別入荷豆として入荷した、当店お馴染みのグアテマラのサンタ・フェリーサ農園のゲイシャです。
毎年、何かしらのひと工夫をしてくるこの農園。今回はナチュラル精製の時に天然酵母をスプレーするという試みで来ました。
しかしこの流れは、生産者の間での今のトレンドが、「発酵過程でどんな最近に働かせるか」にあることを物語っています。
この天然酵母の影響と思われる、乳酸感の余韻。ぜひお試しください!

【ニカラグア カサ・ブランカ農園 カツーラ(ナチュラル)】
当店の開業時からラインナップに入っていた農園で、カツーラのナチュラル精製は本当に久しぶりの入荷です。
生産者側の味作りの変化と、こちらの焙煎における味作りの変化。
その両方を持ち寄って、ストロベリー感はそのままに、でも全体にとても上品な仕上がりになっています。

【ホンジュラス ラス・モラス農園 カツアイ(ウォッシュド)】
そのポテンシャルをとても評価しているので、とにかくラインナップに入れておきたいホンジュラス。
昨シーズン並べていた「エル・ドゥラスノ農園」が今年は入荷できないので、新たに探して入荷しました。
エル・ドゥラスノ農園と地域と品種が同じということで、期待通りの美味しさ。
本当にホンジュラスは実力のあるコーヒーが多くて、もっと注目されて欲しいと思いますね。

【ホンジュラス モンテシージョス農園 ブルボン(ウォッシュド)】 

今年は勢い余って、ホンジュラスをもう1つ入荷してしまいました。しかも同時に(笑)
ブルボンという品種はグアテマラやエルサルバドルではよく見掛けますが、ホンジュラスは少し珍しいような気がします。
ブルボンらしい酸と甘みもありますし、ホンジュラスらしいキリっとした印象もあります。これは確かにホンジュラスのブルボン。

【ケニア カリンドゥンドゥ SL28,SL34(ウォッシュド)】
ケニアも今シーズンのコーヒーに切り替わりました。ケニアは全ロットがオークションで買い付けが行われるので、同じものを毎年入荷することが難しいのです。
しかし、当店のケニアは信頼をしている「ニエリ」という地域のコーヒーに絞っています。
当店が求める力強さのあるフローラルな香りとコクに加えて、このコーヒーは「旨味感」が強くてこれまでにないタイプの風味バランスです。

【グアテマラ ハスミネス農園 ティピカ(ウォッシュド)】
最後は、当店のラインナップで1つは並べている「ティピカ」のコーヒーです。
ここ数年はパナマのティピカを入荷していましたが、今シーズンは入荷できないようなので、以前販売していて美味しかったこちらの農園の再登板となりました。
相変わらず美味しいですが、今シーズンはクッキーのような香ばしさが一層印象的です。甘くて美味しいですよ。

以上、12月に入荷したコーヒーの一気紹介でした!
我ながらちょっとやり過ぎなような気がしますが、今シーズンは全体にコーヒーの入荷が遅れたので、12月に入る段階でかなりラインナップが細くなっていました。
少しずつ入荷しているのではいろいろと間に合わないと思い、がんばって一気に入荷しました。
皆様のコーヒーを選ぶ楽しみが少しでも増えてもらえれば嬉しいです!

それでは、今回はこれで終わりです。
またコロナの影響が出てきそうな気配がありますが、今後も健やかに、コーヒーを楽しんでいきましょう!

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