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【店主の頭ん中・その24】ラボのオープンがいよいよ間近です。

みなさん、こんにちは。2月はいかがお過ごしでしょうか。
カフェカホンはリニューアルオープンから2ヵ月が経って、本当の日常ペースになってきたようです。
前の2ヵ月に比べると時間が取れるようになってきましたので、いろいろと作業を進めています。

今年やりたい事はたくさんあるのですが、優先事項の中の一つに「ラボのスタート」があります。

ラボについておさらい。

改めてラボで何をやりたいかをザッとおさらいしておくと、

・コーヒー初心者の方が、自分で好きなコーヒーを選べるようになるためのお手伝い。
・コーヒーをより深く知りたい、経験したいという方の取っ掛かりのお手伝い。
・広くコーヒー好きの方々が、コーヒーを通していろいろ楽しめる空間の提供。

ということをテーマにしています。

【コーヒー初心者の方が、自分で好きなコーヒーを選べるようになるためのお手伝い。】

これは主に各種セミナーをご用意する予定でいます。
今は在宅時間が長いという方も多く、ご自宅でコーヒーを淹れる、または淹れたいと思われる方も増えています。
また、これまで自宅で淹れていたけども、せっかくだからもう少し質の高いコーヒーを求めても良いと考えるかたもいらっしゃるでしょう。

そういう方々が、ご自宅で自分で満足できるコーヒーを淹れるためのお手伝いをします。

抽出面から見ると、やはり一番一般的で導入しやすいペーパードリップについて、必要な道具の解説から、基本的な淹れ方や味調整の考え方というものをセミナーで解説します。
応用編として、味を変えたい時の淹れ方や、他の器具を使ったらどうなるかというセミナーもご用意しようと思っています。

一方で、抽出方法だけに見る範囲を決めつけていては、美味しいコーヒーには辿り着けません。
コーヒー豆を選べるようにならないと、本当の意味でコーヒーを楽しむことはできません。
なので、コーヒー豆の選び方や保存方法、自分のライフスタイルとの良い付き合い方などを解説するセミナーも考えています。

コーヒーをより深く知りたい、経験したいという方の取っ掛かりのお手伝い。】

こちらは自分である程度安定してコーヒーを淹れることができるようになった方が、さらにコーヒーの深みにハマってみたいと思った時にサポートできればと考えている部分です。

一つ考えられるのは、ペーパードリップ以外の淹れ方をしてみたいと思うことです。
これに対しては、今は完全ではないですが、ペーパードリップ以外の抽出器具も少しずつ増やしていって、ラボにいらっしゃる方々が購入する前のお試しをできるようにしたいと思っています。

もう一つは、焙煎をしてみたいと思う方がいらっしゃることです。
これも現在は焙煎機を使ったセミナーがありますが、今後は手網や手回しといったコンロを使って焙煎する環境をご用意して、試しに焙煎してみたいという方が試せるようにしたいと考えています。
自宅で焙煎したいといっても、何を用意して、どうやってやったら良いかが分からないということもありますし、がんばって1回焙煎してみても、上手くできたのかの判定がなかなかできません。
当店のラボで焙煎をすれば、店主がその辺りを解説できますし、焙煎したコーヒーを一緒に飲んで判定することもできます。

何かを始めようと思う時にいちいち取っつきにくいのがコーヒーなので、そこをクリアーできるようにサポートできればと思います。

広くコーヒー好きの方々が、コーヒーを通していろいろ楽しめる空間の提供。】

前の2つがどちらかと言えば初心者向けと考えると、こちらはちょっと意味合いが違ってきます。
コーヒーのレベルは関係なく、コーヒーに興味があって「○○がやってみたい」と思う方が、それを実際にできる場所として、ラボを時間貸ししようと思っています。

例えば、単に「自分の淹れ方を見て欲しい」や「○○のドリッパーが気になっているのだけれど、買う前に試せないだろうか」、「コーヒー豆の淹れ比べをしたいのだけれど、自宅にはそれだけの器具がないので、貸して欲しい」など、コーヒーにちょこっとしたことを実践できるワークスペースとして、ラボを開放します。

実際にどのように使われるのかというのが、僕もいまいち掴み切れていないので、これは始めてから考えていこうと思いますが、実績が積まれれば積まれるほど、それに合わせていくので、楽しみ幅が広がる場所になると思っています。

最も多い使われ方は、器具の購入を検討しているのだが、買う前に使ってみたいという利用方法だと考えています。

ドリッパーひとつとっても、興味があるけどわざわざ買わないといけないというのは、コーヒーファンの中でもストレスの1つです。
買うだけならまだ良いのですが、大体のパターンは数回使ったら結局元のドリッパーに戻ってしまって使わなくなってしまうとか、そのまま場所を取って困るというケースが「あるある」です。

「どこかで1回だけでいいから使えればいいのに!」

それを叶えるのが、ラボの使命の一つだ考えています。

ラボの初期装備が届いた!

リニューアルオープン後、ラボとなる普段は僕の作業場を少しずつ片づけていました。
最近になってようやく形になってきたので、とりあえずラボをスタートする時に揃えておきたい器具を入荷しました。
それが、冒頭の写真になる訳です。簡単に紹介しておきます。

まずは、台形のペーパードリッパーシリーズですね。
今回はメリタのノーマルのドリッパーとアロマフィルターの一番小さいサイズと、台形ではないですがカリタのウェーブドリッパーを入荷しました。
これとは別に、先日ダイソーのドリッパーとペーパーも入手してみました。

「100均にもドリッパーあるけど、あれってどうなんだろうね?」というのは必ず浮かぶ疑問だと思います。
百聞は一見に如かず。とにかく経験してみるのが一番。
というのがラボのコンセプトですので、こういった器具もできる範囲で揃えていきます。

円錐形のドリッパーでは、こちらを入荷しています。

最近、新たに型番整理されたコーノの名門フィルター各種ですね。
MDN-21という型番のドリッパーは既に持っているので今回入荷しませんでした。
そしてこちらの器具。

オリガミドリッパーと、今回入荷する際に利用させて頂いたブランディングコーヒーさんでオリジナルで作っている「紙落とし」というドリッパーです。
これは、ペーパーフィルターでネルドリップのようなことをしようという器具で、これも百聞は一見に如かずパターンだと思うので入荷しました。

そして、ペーパードリップ以外の抽出器具はこちら。

イブリックとクレバードリッパー、そしてアメリカンプレスという抽出器具です。
本当はこれにパーコレーターも入荷予定だったのですが、欠品だったので次回に持ち越しです。
「クレバードリッパーはペーパードリップじゃないの?」という疑問は、ここでは写真の都合でご愛嬌でお願いします。

そして、今回入荷したのは抽出器具だけではありません!ハンドミルも少し入荷しました。

プジョーのコテージ、ザッセンハウスのサンティアゴ、タイムモアのスリムプラスです。
手挽きのミルは、5000円以下のものは既に持っていましたので、今回は定価1万円以上するものに絞って入荷しました。

ミルは手動、電動問わず、購入前に試用できたら嬉しい器具ですよね。
電動ミルは当店はみるっことナイスカットミルを所有していますので、そちらも試用可能です。

最後にスタート時の器具を箇条書きしようと思っていたのですが、長くなりそうだったのでやめましたw
でも、とりあえず1つ目や2つ目辺りで検討しそうなドリッパーは揃えられたのではないかと思っています。

まだ料金体系は検討中なのですが、ラボの時間貸しをご利用頂ければ、これらの器具を使ってご自分でコーヒーを淹れることができますよ。

ラボは3月頃スタート?

こんな感じで、ラボ自体のハード面はかなり整ってきました。
後は料金体系や各種セミナーの準備、予約の方法といった辺りを詰めなければいけません。

ですが、これらを全て準備してからスタートと思うと、またかなり先になってしまいますので、最低限の部分だけ準備ができたらスタートしたいと思っています。
ドリップセミナーの基本と豆の選び方の解説セミナー、時間貸しの料金体系と予約方法辺りが最低限になりそうですね。
これらが整ったら、一旦ラボとしてスタートして、それ以外は今後の伸びしろとして取っておこうと思います。

なので、今のところのスタート目標は3月前半としています。

何せ全てを一人で準備していますので、進行がゆっくりになっていますが、ご容赦頂ければと思います。

当店ではコーヒー豆の提供だけでなく、ご自宅で淹れる環境を整えることで一層「最高の日常コーヒー」と過ごせる時間を長くして、生活が潤うようにお手伝いしていきます。
コーヒーに素朴な疑問をお持ちの方はぜひラボをご利用頂いて、コーヒーライフに役立ててください。

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