みなさん、こんにちは。こちらコスタリカ23時になろうとしていて、明日またもや4時起きなのですが(1週間ぶり2度目)、ここから本日の出張記を書こうとする果敢な店主です。
今回の出張のテーマは、「行きたい所に妥協せず行く」というのがあるのですが、今日もその一つです。エクスクルーシブコーヒーに行ってきました。
ここはコスタリカのマイクロミルをまとめて、品質管理から輸出までを手掛ける、現在のコスタリカコーヒーの要所です。
3年前の出張でも来たのですが、コスタリカのコーヒーは毎年変化が著しく、3年経ったら情報はもう古いので、いろいろ聞きたくて来ました。
まずは中を一通り案内してもらったのですが、おー!と思った変化が1つ。生産者へのフィードバックを今まではいちいちメールで返していたのを、専用の会員ページのようなものを作り、そこにリスト化することで、生産者が必要な時にいつでも見られるようにしていました。
ちょっとマニアックな視点ですが、生産者へのフィードバックも品質向上の大切な要素なので、こういった改善も素晴らしいと思います。
そしてひたすらカッピングしました。
2テーブル、25サンプルをカッピングしましたが、まあ、個性的なコーヒーが出てくること出てくること!
完全に初めてカッピングしたものも多かったので(自分でリクエストしたのですが)、いろいろ聞いてたら予定より少なくなってしまいましたが、疑問に感じてたことが整理されてスッキリしました。今日は、解決した項目を箇条書きにだけします。
1.品種のサン・ロケ、ケニアついて。
2.ティピカ・メホラードについて。
3.コーヒーにおけるアナエロビックとカーボニック・マセレーションについて。
文字で書き始めたらえらいことになるので、ここでは割愛させて頂きます。
興味ある方は、お店まで聞きに来てくださいね。その時は「ブログを見て来ました。」とお伝えください。
他にもいろいろなコーヒーがあって、とても興味深いカッピングとなりました。これはさすがエクスクルーシブコーヒーというところでしょう。
軽く昼食を挟んだ後は、農園に行きました。まずは3年前にも訪れたエルバスマイクロミル。
時間がなくて短時間の栽培でしたが、穫れたてのチェリーを精製機にかけていましたよ。
そしてエクスクルーシブコーヒー代表のフランシスコ・メナさんが所有するシュマバマイクロミルにも再訪問しました。
メナさんは用事があってすぐにサン・ホセに戻らないといけないとのことだったので、少し話しただけで行ってしまいましたが、農園をたっぷり散歩できました。
ここは本当にキレイに整備された農園で、行き届いた管理は今まで見た中でも随一と言えます。3年前に植えたてで小さかった木も3年目らしい大きさになり、チェリーもたくさん付けてましたよ。
こういう農園は、間違いなく素晴らしい品質のコーヒーを作ります。
こうして3年ぶりのエクスクルーシブコーヒー訪問はバタバタの内に終わっていきました。やはりここで管理されているコーヒーは強烈ですし、毎年足を止めずに突き進んでいる感じがよく分かりました。
まだ買えるかは分かりませんが、今日カッピングしたものなどから、何か買い付けられたらいいなあと思います。
さて、明日はいよいよコスタリカを離れて、今回の最終目的地ニカラグアへ移動です!バス移動になるので8時間くらいかかると見ていますが、どうなるでしょう?実はこの移動が今回最大の心配事です。
それでは、また明日!