みなさん、こんにちは。何とかホンジュラス最終日の夜を迎えている店主です。
昨日はサンタバルバラという街に来て、湖の畔のバンガローがたくさんあるホテルに泊まりました。朝の景色が良かったですよ〜。
そこからすぐ近くにあるサン・ヴィセンテという会社でホンジュラス最後のカッピングをしました。
こちらではサンタバルバラ近隣の2000くらいの農家のコーヒーを扱い、そのうちの300くらいの農家がスペシャルティを手掛けているそうです。
作業場や倉庫を一通り見させて頂きましたが、しっかり管理されていかにもスペシャルティを扱っている業者という感じがしました。ここで印象的だったのはこちらの部屋。
スペシャルティをハンドピックするためのコンベアですがとても長く、ここでは午前と午後にそれぞれ60人の女性が作業に当たるそうです。こういった雇用をスペシャルティは生み出しているということでした。
元々この地域のコーヒーは売る相手がいないものだったそうですが、COEに入賞したのをきっかけに注目されて買い手がたくさん現れたそうです。今回は、こういった話を多く聞ける旅になっています。
こちらでは23サンプルをカッピングしましたが、グッと来るコーヒーがいくつかありました。前回のカッピングからは本来のホンジュラスの姿であろうコーヒーをピックアップしますので、ここでは一番良いと思ったもの1つに絞って勝負します。
今回のホンジュラスで最も良いと思ったコーヒーです。まだ買い付けられるか分からないのですが、ぜひ欲しいところですね。
カッピングが終わった後、ホテルに向かう途中に、イカフェ(IHCAFE)の研究所に立ち寄って見学できました。
ホンジュラスのコーヒーの研究所ですね。中では、日本で秋に開催されるSCAJで見たことのある人を何人か見ました。
ISOを取得するなど、かなり厳密に運営されているようで、ホンジュラスの品質を管理する中枢です。
COEのサンプルの焙煎や、最近のホンジュラスは国内で地域毎に品評会を開催したりするので、その焙煎を行なったりもします。彼女がその焙煎担当者です。
コーヒーを小さなカップで振る舞われましたが、さすがに美味しかったですね。街で出されるコーヒーより遥かに上でした。
最後にホンジュラスの品質向上の中心部を覗けて良かったですね。
もう少し、サン・ヴィセンテのアンヘルさんが経営しているカフェに行ったり、そこでちょっとお話できたりとあったのですが、まあ今回はこの辺で。写真だけ載せておきましょうか。
ここのバリスタはホンジュラスバリスタ選手権の3位だそうで、美味しかったですよ〜。
さて、そろそろ晩ご飯の時間なので終了します。明日は早朝からグアテマラへ移動です。それでは、また!